特徴
短い耳、アーモンドのような大きな目、ずんぐりむっくりの体型(特に下腹部)に小さく器用な手、そして鋭い歯と強い顎です。よく見る、立ち上がって両手を伸ばしている姿やおしりの脂肪に体を乗せて座っている姿はなんともいえず可愛らしいです。
性質
巣穴の中で集団で生活するため、仲間意識(雌雄間)は強く、人に対してそれを持つと自らスキンシップを求めてきたりします。ただし、縄張り意識が強くオス同士は相容れないため、攻撃性もまた強い場合があります。つまりは、「とっても慣れやすく、とってもキレやすい」ということになるでしょうか。しかし近頃は輸入禁止となり、国内繁殖個体しか見かけないため、強い攻撃性を持つプレーリードッグは随分減っているように思います。
飼うにあたって注意すること
オドントーマ(歯牙腫)という病気が最も有名です。なるべく発症を避けるために、発症したプレーリーの繁殖を制限したり、ケージなどの固いものを齧って歯根に刺激がかからないように注意します。
よりストレスを少なくするには、掘って穴をつくれるような環境で飼育することでしょう。
本気で噛まれるとかなりのダメージを受けるため、発情期のオスなどは特に注意が必要です。メスは、出産前後に気が荒くなるため、注意しましょう。