当院の考え方
当院、動物病院奈良は、これから100年先まで奈良の地域の皆様に利用して頂ける、愛される病院を目指して参ります。
近年は伴侶動物たちも高齢化となってきており、人間同様、介護が必要なこともしばしばございます。子供の頃から長く共に生活してきたワンちゃんネコちゃんですから、快適な老後生活を送って頂きたいものです。
動物病院奈良では、高齢動物のためのデイケアセンターのような役割も果たしていきます。介護の相談アドバイス、リハビリ、食事アドバイス、ケアホテルなどを実施させて頂きます。
徳平和磨 代表
当院の診療対象動物
当院では犬・猫はもちろん、鳥類全般・ウサギ・モルモットなどの小動物だけでなく、チンチラ、プレーリードッグ、リチャードソンジリス、デグー、ハムスター、リス、マウスなどの小型げっ歯類・フクロモモンガ・ハリネズミ・トカゲ、トカゲモドキ、カメレオン、ヘビ、カメなどの爬虫類・カエル、イモリ、ウーパールーパーなどの両生類、その他・・・といった様々な動物の診療を行っております。
診療・治療はもちろん、ちょっとしたご相談まで幅広くお受けしております。 お困りごとがあればまずはご相談ください。
動物病院奈良をご利用の飼い主様へのお願い
犬の飼い主様へ
・首輪又はハーネスに、必ずリードをつけてお越しください。 ・他の人間や動物が苦手、または飼い主様自身も他の動物が苦手…など、待合室以外で診察をお待ちになることをご希望の飼い主様は、愛犬と一緒に当院併設のドッグランや駐車場でもお待ちいただけます。ご希望の飼い主様は、ご予約の際にスタッフにお申し付けください。ご来院時にスタッフがご案内いたします。
・スムーズな診察を行うため、愛犬に洋服を着せている飼い主様は、診察室に入る前に飼い主様自身で愛犬の洋服を脱衣してお待ちください。なお、診察後の着衣も飼い主様にお願いいたします。
・愛犬に首輪を装着する際は、首輪の大きさを適切にしてご来院お願いします。愛犬と首輪の間に人の指三本入る大きさが適切です。大きすぎたら首輪が抜け、事故につながる可能性がございますので十分ご注意ください。
猫の飼い主様へ
・ご来院の際は必ずキャリーケースに入れてお連れください。キャリーケースは横だけでなく上部からも出入りできるタイプを推奨いたします。病院に慣れていない愛猫は洗濯ネットに入れてからキャリーケースに入れて下さい。猫にとって洗濯ネットの中は落ち着く環境のため、ストレスを軽減することができます。 ・待合室でお待ちの際はキャリーケースにタオルやカバーをかけ、目隠ししてあげることで安心することができます。 ・待合室が苦手な愛猫や飼い主様はお車でご来院の場合、車内でお待ちいただくことも可能です。ご希望の飼い主様は、駐車場にご到着されたことをお電話にてお知らせいただければ、スタッフがご案内いたします。 ・動物を保護された場合はご予約の上ご来院ください。保護動物は感染症の可能性があるため、院内ではなく感染症病棟で診察をさせていただきます。感染症病棟での診察は別途使用料が発生いたしますのでご了承ください。ご来院の際は必ずキャリーケース・洗濯ネットに入れてお連れください。
エキゾチックアニマルの飼い主様へ
・エキゾチックアニマルは繊細で神経質な動物のため、予約診察をお勧めしております。来院前にお電話ください。 ・他の動物と接触しないよう、お車でご来院の飼い主様はお車でもお待ちいただけます。ご希望の飼い主様は、駐車場にご到着されたことをお電話にてお知らせいただければ、スタッフがご案内いたします。 ・大きなケージではなく、移動用のケージに移して来院お願いします。移動用ケージがない際は、ケージ内のおもちゃはすべて除いて来院されるようお願いします。診察の際に大きなケージから移すと、逃走やケガなどの事故の恐れがありますのでご協力お願いいたします。
・小型の鳥類は保温のためプラスチック製のケースに入れるようお願いします。 ・爬虫類の診察の際は、鍵付きのケージでの来院をお願いします。プラスチックのケージの際空気穴をあけて、蓋は完全に閉めるようお願いします。
年齢ステージ・動物種による診療科目
当院の院内設備
エントランスホール
病院入り口を入ってすぐのエントランスホールでまず目に入るのは、正面堂々と飾られた大きな額。季節ごとにかわいいポスターが貼られ、みんなの笑いを誘います。
そして時には、日当たりの良いエントランスホールで季節を問わずハイビスカスやブーゲンビリアが咲き乱れていることもあります。
待合室
待ち合いにはテレビや本、たくさんのコンテンツが楽しめる動物病院専用モニターを設置しているのに加え、いろんなポスターパネルや掲示板で楽しんでいただけるよう心掛けています。
診察室
診察中も飼い主様に安心していただけるように、敢えて閉鎖的な空間ではなくオープンスペースで診察しています。ただし、場合によっては個室の方がいいこともあるため、特別診察室を設けております。
感染症病棟
院内感染を防ぐため、別館に感染症病棟を完備し、診察や入院処置を行っております。
・感染症または感染症疑いの動物 ・保護動物、ペットショップ・保護施設から迎えられて最初の健診の動物 ・長年、各種予防をされてない動物
上記に該当する動物の飼い主様は、事前にお電話でご相談ください。当院スタッフがご予約、ご来院の手順をご案内させていただきます。 院内感染防止のため、直接のご来院は避けていただくようご協力お願いします。
当院の医療機器
血液検査機器
プロサイトDx自動血球計算装置
血球計算装置は、血液中の赤血球、白血球、血小板を測定し、数や割合を計算します。
プロサイトDxは、自動血球計算のゴールドスタンダード技術とされる蛍光レーザーフローサイトメトリー法と先進のインピーダンス法を一台に統合することで、臨床的に実用性のある、高い正確性と精度を実現。 国内外の大学機関によって高い相関性を実証されています。
これまで機械測定できなかった、赤血球の再生能を示す網赤血球が測定可能となり、また正確な測定が困難だった猫の血小板も、より正確に分析できるようになりました。
また、血球に蛍光と光を当てて散乱させることで、白血球をより高い感度と精度で分析するテクノロジーが、ドットプロット。ドットプロットを見ると、動物の体内でどのような変化が起こっているか予想できることがあります。
カタリスト血液化学検査機
異常な器官系の検出を目的として行われる血液化学スクリーニング検査に用います。
合計15項目の血中濃度を測定することによって、内臓機能の異常を無駄なく漏れなく教えてくれます。
また、検査値に影響を及ぼす可能性のある干渉物質を、特殊な濾過機能によって取り除き、より正確な測定を可能にしています。
富士ドライケム血液化学検査機
カタリストでは測定できない、CRPの測定に用います。
身体の何処かで生じている炎症を探し出すために必要な項目です。
また、カタリストよりも微量の血液で検査が可能なので、鳥を始めとした、あまり血液量が採取できないエキゾチックアニマルの検査に有用です。
コアグ 血液凝固検査機器
外科手術前に凝固検査をすることで手術時の出血リスクを確認します。また、播種性血管内凝固症候群(DIC)診断の一助等、出血傾向にある患者の迅速な診断治療に欠かせません。
各種検査機器
レントゲン検査
撮影したレントゲン画像は、画像データとしてパソコンで保管、管理され、診察室で見ることが出来ます
超音波検査
超音波の画像も、画像データとしてパソコンで保管、管理され、診察室で見ることができます。
手術機器
第2手術台の麻酔器と人工呼吸器 ドレーゲルファビウス
安全かつ快適な麻酔を提供できるように、高性能の換気と多機能を備えており、安心して手術を受けていただけます。
第2手術台の麻酔器と人工呼吸器
簡単で短時間の手術は、第一手術台と平行して、こちらで行います。
ラジオ波電気メス
手術の際に用いる電気メス。電気焼却することで迅速な止血や切断を可能にします。特にラジオ波メスは美容整形でも使用される、蛋白変性の非常に少ない低侵襲の電気メス。従来の電気メスに比べて、傷の治りも早く、かつ綺麗に治ります。皮膚のイボ等であれば、局所麻酔で切除可能な場合もあります。
左:マイクロエンジン
歯科処置に用いる電動ドリル。ウサギの切歯カットや臼歯を削る際にも使用します。また、歯石を取り除いた後、表面を削った歯に再度歯石が付着しやすくなるのを防ぐためにポリッシングという研磨処置を行うのも、この機械です。
右:超音波スケーラー
スケーリング(歯石除去処置)を行う機械。先端に装着するチップはいくつか種類があり、抜歯の際には骨から容易に剥離させる特殊なチップを用いることで、歯肉に対する侵襲を最小限に抑えることが可能です。
プリマド(骨用ドリル)
骨折の整復手術や、股関節の病気で行う大腿骨頭切除術、膝関節の手術、椎間板ヘルニアの手術など、整形外科で欠かせないのが骨用のドリル。刃先には様々な形態のものがあり、それぞれの用途によって使い分けます。