特徴
日本の固有種。外来種の増加やクサガメの増加、交雑種によって数が減ってきており、絶滅が危惧されています。
真っ黒で大きな目と背甲の真ん中に通る1本のキールが特徴です。個体によって色の違いがありますが、苔むした石のような外観は名前通りの印象です。他の水ガメに比べ、メスでもあまり大きくなりません。
幼体はクサガメと同じくゼニガメと呼ばれますが、容姿には違いがあります。
性質
水質の汚染や暑さに弱く、繁殖力も他の水ガメより低いことから、保護対象となっており現在は手に入りにくいと思われます。
好物(赤虫やササミ、マグロなど)を使ってある程度慣らすことが可能で、呼びかけに答えてくれたり飼い主を認識したりするようです。
飼うにあたって気をつけること
ミシシッピアカミミガメやクサガメほど、体は強くありません。水質を常に清浄化して、急激な温度変化を避けるようにしてあげましょう。
冬眠は体調を悪くする引き金となります。若くて元気なうちは問題なく冬眠できていても、体が弱くなると起きてこなくなる可能性がありますので、あまりお勧めできません。