男の子のニャンコは、膀胱炎から尿路閉塞を起こし、おしっこが出なくなって緊急尿路カテーテル設置を行うケースが多く起こります。

尿路閉塞は、カテーテルで通ることが殆どですが稀に通らなくなってしまっていて、尿道からの排尿を諦めて会陰部に尿道瘻を形成する手術が必要になることがあります。

つまりは、ペニスをとってしまって膀胱からの尿道を会陰部に開口させてメスの排尿方法と同じにしてしまうという手術。

尿道を丁寧に分離して、綺麗な状態で会陰部に固定して、清潔を保たないと瘻管は上手く形成されずに閉塞してきたりするので、手術方法によってその後の排尿事情が大きく変わってくるという、ちょっとやっかいな手術。

 

今回手術したニャンコは、とっても綺麗な瘻管が形成され、排尿も自分でコントロールできてきます。

カラーも無事外せて、本人はご機嫌な様子。

尿結晶は今後もコントロールしてききましょう！