ウサギの不正咬合は、ウサギオーナーさんならご存知の方は多いでしょう。切歯🟰前歯が不正咬合を起こすと、草を噛みきれないだけでなく、伸びた歯が上や下の歯茎に当たって傷つけてしまったり、勝手に折れてしまい危険なこともあります。
また、切歯は伸びるのが早い。
カットしても1ヶ月経たずにここまで伸びてしまうこともしばしば。
ウサギの歯は比較的厚くしっかりしているので、ニッパーで切ろうとすると、その衝撃や圧迫で歯が縦割れしたり歯根に悪影響を及ぼしたりします。
そのためドリルによる切歯のカットが推奨されているのですが‥
ウサギさんにとってはかなり我慢を強いられる状況です。
おまけに4本もある。
麻酔下で行っているようにみえますが、起きています。よほど危険な暴れ方をする子でなければ、切歯カットは極力無麻酔で行います。ひと月に2回も麻酔かけるのはお互いに避けたいですからね。
麻酔もかけないので、処置は5分くらいで終わります。
臼歯🟰奥歯は、口の中かなり奥の方までドリルをいれないといけないので、鎮静麻酔をかけて大きくお口をあけてもらいますが、切歯カットでしょっちゅう麻酔かけたくないな、という方はぜひご相談ください(^^)