奈良県奈良市の動物病院奈良です。犬・猫の診療だけでなく、鳥類・フェレット・ウサギ・ハムスター・
爬虫類・両生類などのエキゾチック診療も行っております。

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内分泌科

内分泌科

当院の内分泌科について

内分泌科はホルモンの分泌異常により発症する疾患に対応する科目です。
内分泌疾患の症状は、過剰または不足するホルモンの種類によって変わります。
たくさん水を飲む、たくさんおしっこをする、食べているのに痩せてきた・太ってきたなど、「何かいつもと様子が少し違うかな?」という程度の症状に気付いてあげることが重要です。当院では、こういった疾患に対して、治療を行える体制を整えております。

内分泌科でみられる症状について

  • お水をよく飲む
  • 異常に食欲がある
  • 尿が多い
  • 痩せてきている
  • 太ってきている
  • 脱毛がある

など

その他にも気になる点があればお気軽にご相談ください。

内分泌科の診断・検査

内分泌科の疾患は、それぞれの病気に特徴的な症状が現れていることがほとんどです。これらの症状をよく把握し、疑われる内分泌疾患について検査を進めていきます。当院ではほとんどの検査を院内で行うことが可能です。

内分泌科の検査

血液検査

内分泌疾患の確定診断や基礎疾患の有無を血液検査で調べます。生化学検査項目やイオンバランスの状態を検査します。

ホルモン検査(血液検査)

内分泌疾患の多くはホルモンの測定によって診断ができます。甲状腺や副腎皮質の状態などを検査します。

尿検査

多くの内分泌疾患で多飲多尿が見られます。尿中の成分を検査することで体内の変化についても調べることが可能です。

画像診断(CT検査・レントゲン検査・超音波検査)

内分泌腺の評価のために画像診断で状態の確認を行います。適切な治療を選択するためにも重要な検査です。
CT検査が必要な場合は提携動物病院をご紹介します。

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

(1) 病気の概要及び症状

副腎皮質機能亢進症は、下垂体腫瘍(90%)または副腎腫瘍(10パーセント)に起因するグルココルチコイドの分泌が過剰となる疾患です。症状としては、多飲多尿を呈することが多く、ほかにも多食、腹部膨満、筋肉の萎縮、脱毛、皮膚の菲薄化、面皰(にきび)、パンティングなどさまざまな臨床症状を示します。また糖尿病、膀胱炎などの感染症を併発する可能性もあります。中齢の犬に多く、ダックスフントやトイプードルが好発犬種と言われています。予後は症状の進行具合により一概には言えませんが、皮膚の脆弱化が進んだ症例では悪いとされています。

(2) 診断のために行う検査
  • 血液検査(ACTH刺激試験)
  • 画像検査(X線検査、超音波検査、CT検査など)
(3) 治療方法
  • 内科療法
  • 外科療法(行うことはほとんどありません。)
  • 放射線療法(当院では行っておりません)

副腎皮質機能低下症(アジソン病)

(1) 病気の概要及び症状

副腎皮質機能低下症は副腎皮質の特発的な破壊により起こることに起因するグルココルチコイド、および、ミネラルコルチコイドの分泌が欠乏する疾患です。症状としては、虚弱、体重減少、食欲不振、嘔吐、吐出、下痢、血便、多尿、乏尿、徐脈、低体温、振戦、痙攣などが挙げられ。特にストレスがかかると症状が悪化しやすいともいわれています。若年~壮年の雌犬で好発し、一生の投薬は必要となりますが予後は良いとされています。

(2) 診断のために行う検査
  • 血液検査(高カリウム、低ナトリウム、高窒素)(ACTH刺激試験)(外注)
  • 画像検査(X線検査、超音波検査など)
(3) 治療方法
  • 投薬療法(ホルモン製剤投与)
  • 輸液療法

代表的な内分泌科の病気

当院で実施している内分泌科診療での対応例の一部をご紹介します。

甲状腺機能亢進症

(1) 病気の概要及び症状

甲状腺機能亢進症は、甲状腺の片側又は両側の過形成、機能性腫瘍に起因する甲状腺ホルモンの分泌が過剰となる疾患です。症状は様々ですが、食欲があるけれども痩せていくことが多く、他にも元気消沈、嘔吐、下痢、多飲多尿、脱毛、多動、興奮、呼吸促拍など様々な症状を引き起こします。老猫で多くみられ、犬ではあまり見られず、雌雄での罹患率に差はありません。

(2) 診断のために行う検査
  • 身体検査(甲状腺の蝕知)
  • 血液検査(血中T4濃度測定)(外注)
  • 画像検査(X線検査、超音波検査など)
(3) 治療方法
  • 食事療法
  • 投薬療法(ホルモン療法)
  • 甲状腺摘出(行うことはほとんどありません。)

甲状腺機能低下症

(1) 病気の概要及び症状

甲状腺機能低下症は、主にリンパ球性甲状腺炎、突発性甲状腺萎縮などに起因する甲状腺ホルモンの分泌が欠乏する疾患です。臨床症状として、悲劇的顔貌、活動性低下、肥満、対称性の脱毛、ラットテイル(尾部の脱毛)、色素沈着、角化異常、再発性膿皮症などの皮膚症状、外耳炎、徐脈、貧血などが挙げられます。犬で特に中齢から高齢犬で多く、猫での発生は稀です。

(2) 診断のために行う検査
  • 身体検査
  • 血液検査(遊離T4測定試験、TSH測定)(外注)
  • 画像検査(X線検査、超音波検査など)
(3) 治療方法
  • 投薬療法(甲状腺ホルモン製剤)

上皮小体機能亢進症

(1) 病気の概要及び症状

上皮小体は体内のカルシウムとリンの濃度調節を行うパラソルモン(PTH)の分泌に関与しています。上皮小体機能亢進症は、主に単発性の上皮小体線腫に起因するPTHの分泌が過剰となる疾患で、高カルシウム血症かつ、低リン血症となります。原因として挙げられる臨床症状として、多飲多尿、元気消失、食欲不振、心筋期外収縮、嘔吐、便秘、けいれん、カルシウム結石症、腎不全などが挙げられます。犬で稀、猫では極めて稀な疾患です。
また、慢性腎不全の動物では、高カルシウム、低リン血症になることで二次的に上皮小体機能亢進となることがあります(腎性続発性上皮小体過形成)予後はあまりよくありません。
また、子犬子猫など成長期の時に低カルシウム、高リンの食事(主に肉食)を与え続けると、体内の上皮小体が働きかけることで二次的に上皮小体機能亢進症となることがあります(栄養性二次性上皮小体機能亢進症)近年はフードの質が向上しているためめったに見られませんが、例えば人の食事を与えているような状況では起こりうるといえるでしょう。

(2) 診断のために行う検査
  • 血液検査(高カルシウム、低リン)(PTH測定)(外注)
  • 画像検査(X線検査、超音波検査など)
(3) 治療方法
  • 外科的切除
  • 食事療法
  • 輸液療法(カルシウム濃度の是正)
  • 腎不全に対する治療

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