ボウシインコ

オーチャン2 おーちゃん3

 

 

写真; キソデアオボウシインコ

(特徴) 数十年前から日本で飼われるようになり、その物まねの上手さやユーモアな性格から長年愛されてきた大型インコです。

寿命は60年程度と長く、犬や猫以上に長期間にわたる伴侶となってくれるでしょう。

頭の帽子の色や場所などから様々な種類が存在し、それによって色や大きさ、性格なども幅広く変化しますが、一般的には体長25-40cm、体重400-600g程になります。嘴の咬力、足の握力、翼の力はどれもかなり強いです。体の大きさに伴い、声もやはり大きいです。

 

(性質) アマゾンパロットという英名にもあるように、アマゾンに生息するボウシインコは、その性格もラテン的でユーモラス、情熱的、そして悪く言えば恋するお相手に嫉妬深く、その人以外には攻撃的です。かなり信頼関係を築いていたとしても、ある時突然豹変して飛びかかってくることもあります。

キビタイボウシのほうが、キエリボウシよりも若干穏やかなように思います。また、アオボウシはさらに嫉妬深さや攻撃性が弱く、オオキボウシなどの嘴がピンク色のボウシインコも、穏やかな子が多いです。

 

物まねの上手さはなんといってもピカ一。特にキエリボウシはよく覚え、はっきりと上手にしゃべります。

 

(飼うにあたって注意すること) キエリボウシやオオキボウシなど、ワシントン条約の附属書Ⅰ記載絶滅危惧種に分類されているボウシインコは輸入が禁止されているため、国内繁殖個体でないと入手不可です。

 

何十年も前にボウシインコが多数国内に持ち込まれた時から、ヒマワリの種やピーナッツを主食とするとの誤った認識が浸透してしまっています。実際、長年にわたって脂肪種子を主食としていると、動脈硬化や心疾患、脂肪肝を患い寿命が短くなってしまいます。最近になってようやく、総合栄養食ペレットの存在が認識され始めてきましたが、まだまだヒマワリと人の食事を主食にしているボウシインコが沢山いるのではないでしょうか。

 

最高のコンパニオンバードだと思いますが、決して初心者向きではありません。ある程度扱いに慣れている人でも怪我をすることは日常茶飯事です。だからといって怖がって距離を置きすぎても、関係は悪化するのみです。

初めて飼う方は、扱いに慣れている人にアドバイスしてもらうとよいでしょう。大怪我に至らないように細心の注意をはらいながら、適度な勇気をもって接するようにし、お互いのベストな距離感を測りましょう。