小鳥の金属中毒にご注意を❢❢❢

金属中毒

鉛の神経毒による、神経症状の一つが、ナックリングと呼ばれるこの症状。肢の指が麻痺したようになり、前方へ流れてしまっています。

金属中毒Xray

中央より右寄り、5つほど散らばって見える小さな光る粒、これが飲み込んでしまった鉛です。筋胃拡張によりバラバラに散らばっています。こうして胃に留まっている間に、胃粘膜から鉛が吸収されていきます。

鉛中毒は、金属中毒の中で最も重症となり命を落とす危険性のある病気です。

嘔吐、濃い緑色の便、食欲廃絶、脚の麻痺、ふらつきや意識混濁などの神経症状、多飲多尿、血尿、などが、症状として現れます。

体内では、激しい胃腸障害と神経障害、急性腎不全が進行していきます。

解毒剤として鉛を中和するキレート剤を用いて治療しますが、進行してしまった胃腸障害や神経障害、腎不全はもとに戻らないこともあり、それによって死亡するケースもあります。

金属の量が多くないこと、また早い段階からの治療が、その成績を向上させると考えられます。

ぺットバードに鉛中毒が多発するのはなぜか?

それは、①鳥は光るものが好きだから

    ②放鳥中眼を離すことが多いから

    ③家庭環境内に実は鉛が使われているものが存在するから

では予防するにはどうすればいいのでしょうか?

それは、「知っておくこと」だと思います。

①は変えようがありません。②は気をつけることはできても100%に近づけるのはなかなか難しい。③は、知っておきさえすれば100%に近い確率で防げる原因です。

それでは、現在の家庭内環境において鉛が使われている可能性のあるものを覚えておきましょう❢

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台所の五徳;最近では鉛が使われているものは少なくステンレス等であれば危険性もありませんが、古いタイプのガスコンロですと鉛性の五徳が使われていることがあります。台所に冒険しに行って、色々と落ちている物をついばんでしまうインコさんはご注意を。

カーテンの重り;カーテンの裾に重りとして鉛を入れてあることがあります。布をかじったら中から固いおもちゃがでてきて、その噛みごたえがとっても楽しい❢というような感じで夢中になってかじって飲み込んでしまいます。魅力的なおもちゃですので、ご注意を。

他では、亜鉛メッキや銅製品などでも胃腸障害を起こすことがあります。

鳥さんが齧って遊んでしまう可能性のあるものには、極力ステンレスを使用している物を選びましょう。それが無理なら、放鳥中は決して目を離さないことです(`・ω・´)ゞ